日本関連会社を立ち上げた!そのビジネスについて
日本企業と海外企業の国境越えを支援するビジネスを始めた。
2023年、僕は正式に日本と海外の取引が多いビジネスを始めました。
JETプログラムという文部科学省のALTとして福岡で英語を教えた後、僕はSNS/デジタルマーケティングの世界に戻った。日本に引っ越しする前にシリコンバレーのスタートアップでやっていたことだ。
幸運にも、TAMという数十年以上続く日本の中堅デジタル・エージェンシーで仕事を見つけ、社長と一緒に、会社がもっと国際的な仕事ができるように窓を開ける手伝いをした。
国際マーケティングで学んだこと
日本と諸外国、特に欧米諸国との間に存在する言語と文化の障壁は、ほとんどの日本企業が海外の企業と仕事をすることを阻み、その逆もまた然りである。
また、母国以外の国でマーケティングや販売を行おうとする企業にとっても、大きな課題となっています。
TAMでは、日本政府のプロジェクトに携わり、「東京都」や「横浜市」などのクライアントのアウトバウンド国際マーケティングを支援してきました。
また、小規模な新興企業、大企業、航空会社、ファッションブランドなど、日本人に向けたマーケティングを試みる多くの国際企業と仕事をしてきました。そうしているうちに、一般的なさまざまな課題、彼らのニーズ、そして彼らを助けるために私ができることを学びました。
僕は立ち上げた会社を通じて、この活動を続けていくつもりです。
僕の会社は「TAMKO X」といい、TAMグループの中で独立した会社です。
会社の仕事
TAMグループには、デジタル広告戦略、コンテンツ制作、Eコマースサイトのデザイン、AIツールの構築、VR世界の創造などを行っている複数の会社があります。
ここ数年、僕が携わってきたプロジェクトでは、TAMの日本人スペシャリストと一緒に仕事をしました。彼らは現在日本に住んでいるため、最新の情報を持っています。僕も、ネイティブなアメリカ人でとして海外の情報やノウハウを持って、そのため、私たちはクライアントを支援し、多くの価値を提供することができるのです。
TAMKO Xが企業を支援する課題について
企業が国際でマーケティングを行おうとするときに直面する課題のほとんどは、単に翻訳したり、ビジネス・エチケットを学んだりするだけにとどまらないということを私は学んだ。
その多くは、実際にターゲットの人々に自然な形で接触し、コミュニケーションを取る方法、彼らのライフスタイルと関連性を持たせる方法、彼らが注意を払うようにする方法、そして彼らが購入を考えるように興味を喚起する方法に関するものだ。
マーケティング・コミュニケーションのアプローチは、自分の国などでのやり方とはかなり異なることが多く、考え、把握しなければならないニュアンスがたくさんあります。
私たちは、クライアントが海外の顧客を獲得できるよう、文化のローカライズとコネクティングをお手伝いしています。ネイティブなレベルのSNS運用、コンテンツ制作やトランスクリエーション、インフルエンサーマーケティング、広告運用、ウェブサイト制作、メディア記事制作や出版などを通じて、これを行います。
基本的に、人々に影響を与えることができるデジタルコミュニケーションの形であれば、私たちはそれを行うことができます。
現在一緒に仕事をしている人たちと仕事を続けるのはもちろん、新しい情熱的なクライアントや、こういった種類のプロジェクトでコラボレーションしたい新しい人たちとも仕事をしたいと思っています。
興味のある方は、お気軽にご連絡ください!
会社のウェブサイト:https://tamkox.com
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クリエイターエコノミーと、クリエイター・企業・社会の理解度のギャップ
「クリエイター」という言葉をよく耳にしますが、それとは何か、そうなるためには何が必要なのか、そしてそれが未来にどのような影響を与えるのかについて、多くの人は少し誤解しているのではないでしょうか。
企業や社会全体がクリエイターやそのニーズを理解するにはギャップがある
クリエイターが長く活躍するためには、「Creator-Market Fit」の3つの柱の能力が必要です
YouTuberなどのクリエイターは、魅力的で簡単だと勘違いされており、その難しい部分がクリエイターエコノミーを牽引するようになる
最近、「クリエイター」という言葉をよく耳にします。個人ブランドを成長させることに注力し、自分が大切にしているものを中心にビジネスを構築する人が増えています。また、NFT(non-fungible token、非代替性トークン)が流行しており、企業は自らのコミュニケーション能力を高める方法を模索しています。
インターネットによってメディアが分散化されて、結果はクリエイターがコンテンツを作って個人的メディア・ブランドになったことです。
この「クリエイターエコノミー」は拡大の一途をたどっています。
新しいツール、プラットフォーム、マーケットプレイスが次々と生まれています。そのほとんどが2つの分野に焦点を当てています。
ディストリビューション
例:TikTok(SNS)、Substack(ブログのようなメルマガ配信プラットフォーム)、ConvertKit(クリエイター向けのeメール マーケティングのプラットフォーム)マネタイズ機能
例:Patreon(クリエイター向け有料会員サービス)、Ko-fi(チップと寄付のプラットフォーム)、Geniuslink(ローカライズされたアフィリエイトリンクのサービス)
エージェンシーでマーケティングの仕事をするし、自らもクリエイターとして活動している僕は、クリエイターとは何か、何を必要としているのかについて、多くの人が少し誤解しているのではないかと考えていました。
説明してみます。
Creator-Market Fit
この「Creator-Market Fit」は、クリエイターのビジネス面を教育しているJustin Moore氏がシェアしたものです。
彼は、クリエイターが長期的な成功を収めるためには、3つの柱のバランスが必要だと述べています:心理的強度、財務力、アルゴリズムを理解する力です。
ほとんどのクリエイターは、3つの柱のうち2つしか能力を持っていません。下の図にあるように、2つの柱のコンボは、クリエイターがどの2つを持っているかによって、ある種の弱点があります。
心理的強度 - 自信を持つこと、インポスター症候群を避けること、ネガティブなフィードバックをはねのけることなど
財務力 - クリエイターとして生きていくためのマネタイズ力とサポート力
アルゴリズムを理解する力 - 様々なプラットフォーム、人々の注目度の変化、アルゴリズムの変化を理解する能力
これまでのところ、クリエイターは精神的に強く、プラットフォーム上のアルゴリズムに敏感であると考えられているため、多くのクリエイターエコノミーのスタートアップでは、収益化サービスの開発に焦点が当てられています。
でもこの仮定は必ずしも間違っていません。多くのクリエイター、特に早くから活動を始めた人たちは、比較的それらの分野に強い可能性が高く、だからこそ、従来の社会の考え方に反したキャリアをスタートさせ、視聴者を増やし、ある程度の成功を収めることができたのだと思います。
それは良いことですが、Moore氏が説明するように、他の分野でのサポートが不足しており、このままでは多くのクリエイターがキャリアの低下や燃え尽き症候群に陥る可能性があります。[英]
さらに、魅力的になっているので、クリエイターを目指す人が増えていくでしょう。それは現在の起業家精神のトレンドに似ています。実際には向いていないかもしれないのに、「シャイニーオブジェクト症候群」になって、それに群がる人が出てくる。
その理由の一つは、多くの人がクリエイターとして成功するために必要なことを理解していないからだと思います。
クリエイターとして成功するためには、様々な課題があります。
この種の質問やコメントは、Quoraのような公開フォーラムで見えます。クリエイターやインフルエンサーはカメラの前でポーズをとる以外に何もしないと思っている人もいれば、「美人じゃないのにインフルエンサーになれるのか」という人もいます。
クリエイターは簡単な仕事だと思われがちですが、実は非常に難しい仕事です。
僕自身、InstagramやYouTubeやTikTokなどのために、さまざまなプラットフォームで写真や動画を撮影しているので、控えめに言っても圧倒されることがあるのは理解できます。
成功するためには、まず人はバランスをとる必要があります。起業家/ベンチャーキャピタリストのLi Jin氏は、彼女なりの「Creator-Market Fit」を考え出し、クリエイターは「ABC」に対応する必要があると述べています。
(A) オーディエンス - 誰のためのコンテンツで、彼らはそれを欲しいなのか?
(B) ビジネスモデル - 持続可能なビジネスであるか?
(C) コンテンツ作り - こんなコンテンツを作ることは楽しいか、充実しているか?
実際、クリエイターは一人でメディア会社や制作スタジオ、事業戦略コンサルタントをしていることが多いのです。
大多数のクリエイターは、少なくとも人を雇えるようになるまでは、すべて自分でやっています。
例えば、一般的なYouTubeクリエイターができなければならないことは以下の通りです。
トレンドやトピックを把握し、それに沿った、あるいは独自のアイデアに基づいた動画を企画することができる
YouTubeの機能、YouTube Studioの使い方、ベストプラクティスを理解している
一貫して動画を撮影・編集し、時には動画の中で効果的に発言したり、カメラに映ったりすることができる
コメントに反応し、他の人々を巻き込むことができる
動画のパフォーマンスを分析し、最適化を計画し、実行することができる
必要に応じて、広告プラットフォームの使用方法やキャンペーンの実施方法を知っている
人と出会ったり、コラボレーションの可能性の調査、他のクリエイターやビジネスへのアプローチ、交渉の方法を知っている
挫折、競争、ネガティブな判断、ネット上の人々からのフィードバックにもかかわらず、これらを一貫して行う精神的な強さを維持することができる
それに加えて、他のソーシャルネットワークでのアカウント管理や、コミュニティの構築、マネタイズなども考慮しなければなりません。
それは見た目以上に大変なことで、もちろんクリエイターにも負担がかかります。
実際の仕事の大変さに加えて、精神的な消耗がありますが、これは一般の人々には十分に理解されておらず、クリエイターエコノミーの中で企業もまだ注目していません。
経済的な面だけでなく、心理的な柱でのニーズも高まっています。
クリエイターエコノミーの次の展開は何でしょうか?
これまでに読んだものや私が感じたことをもとに、いくつかの可能性を考えてみました。
1. これからもたくさんのクリエイターが誕生していくでしょう
クリエイターになることは、多くの人にとって魅力的なキャリアオプションです。アルファ世代の子供たちの多くはYouTuberになりたいと思っています。
アメリカやイギリスなどの国でも同じような状況です。[英]
正当なキャリアとして社会に受け入れられるようになり、新しいツールが開発されれば、より多くの人がなろうとするでしょうと述べています。
前のブログで、アメリカで全米規模のD2Cハンバーガーチェーンを立ち上げたインフルエンサーの話をしましたが、どんどん多くの人は、自分の認知度を高めることは自分たちに機会を生み出すことだと理解しています。機会は誰もが望んでいることです。
NFTは、今ではデジタルアートのイメージが強いですが、実際には、より正確にクレジットを付与し、クリエイターに支払いを届けることができるので、クリエイティブ系の仕事をするため、実現性が高まります。
最近のニュースでは、失業率が高いにもかかわらず、アメリカでは企業が人材を確保できないと言われていますが、このような方向に向かっていることを示しています。[英]
コロナのおかげで、人々は自分の人生とその生き方を再考するようになりました。
そして、ギグエコノミー、パッションエコノミー、クリエイターエコノミーといった「新時代の」キャリアの選択肢があれば、ますます多くの人が、ただの仲介人として運営され、薄いビジョンを持ち、従業員を人間ではないかのように扱う契約をしている会社で働くことをやめるでしょう。
2. クリエイターエコノミーのスタートアップは今より心理的な柱で成長する
クリエイターエコノミーのスタートアップ企業は、ディストリビューション、マネタイズ、ファイナンスに重点を置いているため、心理的な柱はほとんど開発されていません。これはクリエイターと競争の両方が増えれば変わるでしょう。
メンタルヘルスやその上のビヘイビアヘルス(行動主義心理)は、現在すでに急成長している分野ですから、特にクリエイターの心理的な幸福に焦点を当てたサービスが登場してくると考えていいでしょう。
3. 次世代のクリエイターへの経済的支援が生まれる
暗号通貨やDeFi(decentralized finance、分散型金融)、NFT市場などの分野は今後も成長していくでしょうし、クリエイターを支援するサービスも増えていくでしょう。
Collectiveのような会社は、個人事業主のバックオフィスとしてすでに存在しており、財務や契約、法的問題などをサポートしています。今後も同様の企業が登場し、クリエイターの活動を支援していくことでしょう。
また、クリエイターにどんどん大きな影響を与える社会階層の分断への対応も必要になってくるでしょう。
クリエイターの大半は、経済的に安定した側にいる傾向があり、それゆえにリスクを取ってでもクリエイターになることができると思うのです。
南デンマーク大学の経済学教授であるKarol Jan Borowiecki氏は、「家族が裕福であったら、キャリアが計画通りに進まなければ、その経済的な安全に頼ることができるという仮説が成り立つ」と述べています。[英]
実際に頑張ってクリエイターになろうとする人たちのバランスはすでに崩れていて、経済的に苦しい人たちには不利な状況になっています。
さらに、色んなクリエイターファンドやPearpopのような新進気鋭のプラットフォームでは、TikTokのインフルエンサーやセレブとの共有スクリーンタイムを得るために入札やチャレンジに参加することができますが、彼らは目立つことができるため、主に最大かつ最高のクリエイターに利益をもたらす傾向があります。
そのため、数人のオピニオンリーダーたちは、UCI(Universal Creator Income、クリエーター用なベーシックインカム)について話しています。これは、必然的に大きくなるであろうクリエイターの中間・下層階級に対応するものです。しかし、この話は別の機会に紹介したいと思いますし、私自身もまだ本気で取り組んでいないことです。
非常に興味深い時代だと思います。クリエイター、インフルエンサー、個人ブランドなどの話をしたら、今はまだ初期の段階気がしますね。
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Clubhouseとの最初の48時間の経験 ー デザインや使い方からマネタイズや将来まで、すべてを網羅
Clubhouseとは何か、使い方、成長、海外からの情報、マネタイズ、そして国内外SNSマーケターとしての自分の考え。
Clubhouseは2020年の春にローンチした、2021年1月に日本に上陸した最新の音声/オーディオ系のSNS
実際の生活の中での出来事や社会的な相互作用が再現できる設計
ミレニアル世代やX世代のオピニオンリーダーから成長
Clubhouseは、最近のソーシャルアプリの中でも特に注目を集めているアプリの一つです。他のメジャーなSNSとは違い、音声のみの配信となっています。
このアプリは一体何か、使い方、成長の様子、マネタイズ、そして私の考えについてお話します。
CLUBHOUSEとは?
Clubhouseは、オフラインのイベントやソーシャルインタラクションを模倣するように設計された音声SNSです。
自分の興味のあることを中心とした博覧会に行くことを考えてみてください。複数の部屋やブースがあり、基調講演を行うスピーカー、聴講できるディスカッションパネル、Q&Aセッション、知人とのランダムな出会いや新たな出会いがあるでしょう。立ち止まって聞いてもいいし、参加してもいいし、次に移ってもいい。
Clubhouseのデザインは、この体験を再現するために作られています。
新しいユーザーが入会した場合でも、すでにClubhouseにいる知人には、あなたを歓迎するために通知が送られます。また、共同設立者は毎週新しいユーザーを歓迎するためのトークセッションを開催しています。
Clubhouseは1年弱前から利用されており、最も早いユーザーは2020年春から夏の間に利用が許可されています。年末には利用者が増え始め、2021年1月下旬にはドイツと日本でも話題になり始めました。
利用可能性
今のところ、排他性という点では初期のFacebook(2004年~2005年)に似ています。当時、アカウントを作成するためには、選抜大学のメールアドレスが必要でした。
参加は招待制なので、今のところプラットフォームは完全にコミュニティ主導型です。ユーザーは最初に利用可能な2つの招待状を受け取り、時間が経つにつれてさらに多くの招待状を得ることができます。
また、モバイル専用で、iPhoneでのみ利用可能です。Androidは3〜6ヶ月後のリリースを目指しており、共同設立者のPaul Davison氏によると、現在開発チームを構築中とのことです。
優先事項
Clubhouseには4つの一般的な優先事項があります。
パフォーマンス
良いユーザー体験を確保すること。そのため、すぐに誰でも利用できるようにするのではなく、慎重にスケールを行っています。サポート
ルーム内での体験を最大化するために、クリエイターやモデレーターに必要なツールを提供したいと考えています。安全性
Clubhouseでは、不祥事があった場合には一発勝負のポリシーを持っており、エチケットを破った人は誰でも追放されます。 共同創立者たちは、多様性こそがプラットフォームの最高のものであると感じており、様々な人が集まって意見を述べたり、思慮深い難しい議論をしたりすることを奨励しています。彼らはそれを維持することを優先しています。発見
人々が自分に最適な会話を見つけるのを助けるために、彼らはアルゴリズムに取り組み、フィードを最適化することを計画しています。
CLUBHOUSEの使い方は?
主に2つの画面があります。Home feed(ホームフィード)とRoom(ルーム)です。
Home Feed / ホームフィード
これはユーザーに合わせたルームのフィードです。博覧会で何が起こっているのか、カスタマイズされたスケジュールと考えてください。このフィードは、あなたがフォローしている人や「Club/クラブ」(コミュニティ、グループ)に合わせて調整されています。
上にいくつかのアイコンがあります(左から右へ): 検索(人やクラブを探す)、招待(新しいユーザーを招待する)、カレンダー(あなたがフォローしているイベント以外で興味のある可能性があるイベントのリスト)、通知、そしてあなたのアカウントのプロフィールです。
一番下には、自分のルームを始めるためのオプションがあります。誰でも利用できる「オープン」、自分がフォローしている人や興味のある人だけが利用できる「ソーシャル」、非公開の「クローズド」などの設定ができます。
ルームを作成すると、相互のフォロワーに通知が来ます。
Room / ルーム
これが実際のイベントです。通話に参加するようなものなので、参加するには威圧感があると思うかもしれませんが、そんなことはありません。
入ると自動的にミュートされますし、通知もありません。発言したいときには手のアイコンをタップして手を挙げれば話すチャンスがあり、「+」ボタンを押せばルームについて友達に知らせることができ、好きな時に静かに退出することができます。挨拶はダメで、“ゴースティング” は実はClubhouseでは奨励されています。
ルームのデザインも現実の生活を模倣したものになっています。
ルームは3つのセクションに分かれています。
The Stage (or Speaker box) / ステージ
ルームのクリエーター、モデレーター、スピーカーPeople followed by the speakers / スピーカーたちがフォローする人たち
最前列のVIPゲストと考えてくださいOthers in the room / ルームの中の他の人たち
ほとんどの場合、あなたがいるであろう場所で一般の人たち
成長と利用
SNSの成長は最初は若者が牽引するものだと思われているかもしれません。よくあることですが、Clubhouseは違います。
Clubhouseは、シリコンバレーやテック系のミレニアル世代やX世代が最初に多く参加していたTwitterに似ています。Clubhouseの初期ユーザーは似たような構成になっています。
これはいくつかの理由から重要です。
Clubhouseは、音声のみでユーザーに価値を提供することができるかどうかのクリエーターに非常に依存しています。ユーザーたちは、プラットフォームに時間を費やし、仲間を招待することを決めるために、対話を聞きたいと思う必要があります。素敵な写真や可愛い自撮り写真、魅力的なB-ロールのトランジションを見せるための視覚的なスペースはありません。聞き手に価値を提供する方法で十分な発言をすることは、経験と教育から生まれます。
質の高いユーザー体験を維持するためには、ルームではアルゴリズムではなく、実際の人間が司会する必要があります。これも経験と実践が必要です。
若い人たちは、年上の人や同じような年齢の学ぶことができそうな人の話を聞きたがります。逆のパターンが少ないですね。このことはオフラインの基調講演やスピーチを見られます。
Clubhouseは、これらの主要な有益で魅力的なトークセッションを超えて成長していく可能性が高いですが(よりカジュアルな使い方になるかもしれない)、このように成長することで、プラットフォームはコアカルチャーを確立し、より良い規模を拡大することができます。
トレンド
利用のピークは午後4時から深夜0時の間と言われていますが、Clubhouseの共同創設者は、コロナの状況が変わるとそれが変わる可能性があることを認識しています。
オピニオン リーダーや企業の中には、メンバーやスタッフが予定されたイベントを主催するクラブを作っているところもあります。これは、ライブストリームのように、ブランドを確立し、認知度を高めるのに役立ちます。
Club(クラブ)は、会話を開催してコミュニティを成長させるため、あるいは組織内でコミュニケーションをとるために設立されます。クラブを開始するには、Clubhouseのサポートにメールを送って手動でリクエストする必要があります。
このことは、企業がいかにスタッフの才能を再評価し、今日の社会を導くインタラクティブでデジタル・ソーシャルな環境の中で、企業が自らを操ることができるかを確認する必要があるかを改めて浮き彫りにしています。
“PTR”
Clubhouseにはプロフィール写真しかありません。この制限があるため、素早く写真を見せたい人は、一時的にその写真をプロフィール写真として使用し、英語でリスナーに「PTR」または「PULL TO REFRESH」(引いてスクリーンをリフレッシュという意味)と伝えてから、写真を元に戻します。
プロフィールをすぐ分かるように
ルームにいるときはプロフィール写真と名前しか表示されないので、自分のはっきりした顔写真と本名を使うのがベストです(Clubhouseはそれを求めています)。ほとんどのユーザーがこうしています。名札にニックネームをつけてマスクをして博覧会に参加するのは、エチケットが悪いと思われるかもしれないので、ここでもやめておきましょう。
プロフィールに、自分の情報をはっきり書く。Clubhouse内でメッセージする機能がないので、自分のTwitterとInstagramのアカウントをプロフィールにリンクした方がいいです。
マネタイズについて
今のところマネタイズはありませんが、Clubhouseはマネタイズプラットフォームを構築する予定です。
彼らは、お金を稼いでいるクリエイターからのみお金を稼ぎたいと考えており、侵襲的な広告でユーザーエクスペリエンスを邪魔したくないと強調しています。
Clubhouseはまだ模索している最中ですが、おそらく、人々がクリエイターにチップを渡す機能から始めることになるでしょう。その後、会費、イベントやプライベートセッションのチケットなど、他の収益化方法を導入する可能性があります。
個人的な見解
Clubhouseには多くの可能性があり、すでにバズっていて、多くの人がそれに気づいてない人がまだ多いです。成長の軌跡はコロナに関連した変更の影響を受けるかもしれませんが、少なくとも音声系なデジタル コミュニケーションの中では支配的なプラットフォームとして存在するでしょう。
Twitterも人々がルームに集まり会話できる、同様の機能を持つと思われるTwitter Spacesのテストを行っています。何が起こるかを様子を見ますが、それは同じ機能を持つことが同じユーザー体験を意味するわけではないことを理解することが重要です。 InstagramはReelsでTikTokをコピーしましたが、アルゴリズムもユーザーの感情も体験も違います。
私自身はどちらかというとビジュアル派で、写真を撮ったり、YouTubeの動画を作ったり、読書よりも見て学習したりしています。そのため、Clubhouseが私の一番のお気に入りのプラットフォームになることはないでしょう。しかし、そこで提供されている価値があれば、私は間違いなく視聴したいと思います。
ビジュアルの欠如は僕の個人的な好みではないかもしれませんが、それは多くの人にとってうまく機能しており、私はここ数日の間このアプリを楽しんできました。どちらかというと、このアプリはコンテンツを作成したり、ディスカッションを主催したり、価値を提供したり、参加したりするためのハードルを非常に下げてくれます。
カメラがいらないので、ハードルが低くなる。フリクションレスなユーザーエクスペリエンスをさせてくれる。それらは非常に大きいことだ。
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大人気なユーチューバーMrBeastが新バーガーチェーンを開いて、そこからのビジネス人が気づくべきな教訓が浮き彫りにされている
D2Cのハンバーガーチェーン店の開店は、今や新たな事業がどのように開始されるようになったかという観点での変化を浮き彫りにしており、また最新のマーケティングに関して経営者に学ぶべき教訓を与えている。
ユーチューバーのミスタービーストはアメリカ全土でハンバーガーチェーン店を開店した。
ドライブスルーの列は何キロにもわたり、彼のアプリは宣伝していないにも関わらずApp Storeで1位を獲得した。
このことが際立たせているのは、事業がどのように始まり、どのように他の企業と競争するかという点における変化である。
世界で最も有名なユーチューバーの1人が、アメリカでハンバーガーチェーン店を開店するのに成功した。大半の人にとってそれほど評価するようなことでないことはわかっているが、それでもこの事実は小売や商業の場で起こりつつあるきわめて重要な変化を浮き彫りにしている。
説明しよう。
ほとんどの企業は事業を始めるにあたって、ファンを作り出して顧客を獲得しようとする。たいていは、既知の人々のネットワークから始め、広告、記事、口コミを通じて成長していく。
より最近では、初期のD2C(direct-to-consumer / "消費者に対して製品を直接的に販売する"というビジネスモデル)ビジネスは、最新のSNSマーケティング戦略や、SNS広告の高い費用効率を利用することで、大規模そのようにできた。
従来のアプローチではまず事業を生み出し、それから客層を築く。
だが、以前にブログで述べたように、「commerce(商業)」と「communication(コミュニケーション)」はますます一体化しつつある。
どういうことか。
ビジネスにおいては伝統的に、一方には「commerce」的側面(例えば、店舗、飲食店、オンラインストア等)があり、他方には、認知を高めて顧客を獲得するための、「communication」的側面(例えば、雑誌広告、テレビコマーシャル、SNS投稿等)が存在している。
この2つの側面はますます一体化しつつある。
その理由から、インスタグラムのようなSNSはEコマースやライブコマース(ライブストリームを通じた販売。中国が他を引き離している)の機能を拡張しており、レッドブルのような小売ブランド企業も独自のメディア制作会社を創設している。
しかし、なぜミスタービーストのようなインフルエンサーが、注目に値する事業を始めるようになったのだろうか。
まずは、ミスタービーストと彼の偉業を少しばかり紹介しよう。
本名はジミー・ドナルドソンで1998年生まれ
ユーチューブのチャンネル登録者数は4850万人(多くの企業チャンネルよりも多いでしょう)
2020年ユーチューブ収入第2位(広告収入2400万米ドル)
費用のかかる派手な行為と慈善活動(ただし食事ではない)で知られている
Virtual Dining Conceptsと協力してアメリカ全土にハンバーガーチェーン店300店を新規開店した
この事業の開始は、小売や商業の世界での重要な変化を明らかにしている。
「新たな」アプローチとは、
最初に客層を築き、それから事業を組み立てるというものだ。
SNSのおかげで個人がこの種のネットワークを大規模に構築できるようになった。
実際に開店する前でもすでに、自分のネットワークに属する数百万人もの人たちに関して、客層に対する洞察を得られているという状況を、想像してみよう。製品の種類や立地、価格設定についての感覚が非常によくわかることになるだろう。
すべての変数が同一なら、インフルエンサーは同じ事業を始めようとしている従来型の実業家に勝利できる。
インフルエンサーは、その事業家が誰で、何をしているかに関心を寄せる人々の巨大なネットワークに対する洞察をすでに手に入れており、またそのネットワークにすでにアクセスできているからだ。
有名人やアスリートも、これまで長くにわたって、そのようなコンセプトに基づいて商品にお墨付きを与えたり、自ら事業を始めたりしてきた。ただし、異なるのは、有名人やアスリートはテレビや雑誌といったチャンネルを通じてでなければファンとつながることができなかったのに対し、インフルエンサーの場合は、ファンが常に携え常に見ているデバイスを介して毎日多様なチャンネルでつながっている点だ。間に割って入る企業やレコード会社が存在しないのだ。
こうした理由から、ウィル・スミスなどの有名人がSNSのインフルエンサーになろうと取り組んでいる。ここ日本でも現在、同じ事態が起こりつつある。[英]
ミスタービーストのような人物が、事業を始めると宣言するだけで、何キロもの車列を生み出すことができてしまう。
言うに及ばず、彼のアプリは全米1位に急上昇して、多くの人やメディア出版物が彼の偉業を話題にしている。しかも、有料広告にいっさい費用を投入せずに、これを実現している。
従来型の実業家がハンバーガー店を開いても、こういったことは達成できない。
ミスタービーストのビジネスでさらに優れているのは、D2Cの直接販売となっている点だ。
ターンキー型ソリューションを提供することで、バーチャル飲食店の開設と宣伝を可能にする企業Virtual Dining Concepts [英] を通じて、ミスタービーストは産業用キッチンスペースのレンタルとなる、ゴーストキッチン(または “クラウドキッチン” と “ダークキッチン” - デリバリーやピックアップメニュー専用のシェア型厨房のことです)を使用している。このキッチンは、必要に応じてたやすく移転でき、実質的に小売りスペースがゼロで、フードデリバリーサービスを使用して数分で食事を配達でき、しかも顧客データの取得やクレジットカードの登録はアプリで行える。
影響力の大きさの点であらゆる規模のインフルエンサーが、小売や商業の分野へとますます進出し続けるだろう。
広告収入によって稼げるより多額のお金を稼げる可能性だけでなく、自分の目標を達成するチャンスも存在する。ミスタービーストの場合は、各売上の一部がアメリカでの食料支援慈善活動に回される。
以上のような理由から、現在の企業は時代に合ってるコミュニケーションに秀でている必要がある。
正直に言おう。ほとんどの企業には、消費者がそれ無しでは生きていけないと感じるような最先端の製品・サービスは存在しない。さらに、ほとんどの企業は、自社よりコミュニケーションに優れている競争相手に市場シェアを奪われることなく購入数量を維持するのに、必要な広告を流し続けるだけの十分な資金を持ち合わせていない。
こうしたことから、現代的なコミュニケーションのこの側面はとてつもなく大きい。マーケティングを通じて評判を確立していくということだ。
ここから学べる教訓が1つあるとすれば次のことだろう。
企業は単に広告主であるという次元を超えて、今やコミュニケーションとメディアの領域にいっそう深く入り込んでいる。次なる競争相手は、事業を始める前にすでにより巨大でより情熱的なファン層を擁している可能性があり、自らもそうならなければならない。
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SalesforceやNetflixなどのマーケティング/セールス エグゼクティブが現代のマーケティングについての言ったこと
コロナになってからビジネス世界が大きい変更が起こって、マーケターたちがこれからどう考えるべきか?自分の意見と物語を話した大手企業のトップの人たちの声を聞いた。
コロナになってからオフラインとオンラインの過ごす割合変更しました。また、マーケティング世界はどんどん変わっていって、デジタル ネイティブのミレニアル世代とスマートフォン ネイティブのZ世代が中心する消費者と雇用可能人口になっています。
こんな大変な2020年が起こったので、これからどう考えるべきでしょうか。
先週、アメリカのマーケティング関係のウェビナーを聞いて、自分の意見と物語を話した大手企業のトップの人たちが多かった。メモを取ったので、個人的に面白いと思ったことをここでシェアします。
Salesforce CMO: Stephanie Buscemi
自粛とロックダウンなどの予防措置が始まったので、多くの人や企業がライブ配信、ウェビナーなどのオンラインイベントがやっています。
現実には、これらをデジタルに上手くするために、社内には小さいな変更することじゃなくて、大きい再設計する必要があります。
現在のB2B世界では、会社のスタッフの「才能」の周りに大きな変化が起こる中です。デジタルノウハウが高い、デジタル上でのコミュニケーションが上手い人などはより優先しています。コロナのせいで市場が変わったのでスタッフの価値を判断仕方が変わりました。
今は、最も効果的に高いオンラインイベントのやり方は、10人以内を集まって高いキュレーションされるイベントのたくさんする。多くの人を集まって、オフライン セミナー的なプレゼンテーションすることは眠させる物だけです。
Netflix CMO: Bozoma Saint John
18ヶ月前に会社がこれからの大きいプランを作ったら、それはもうゴミだ。そこから全てがだいぶ変わったので。
組織に「同調する」ことは、「良いアイデア」の死亡だ。今までと同じように、リスクしないように、厳しい先輩が望んでいることをするように。。。
または、採用した人たちのみんなに力づけることをしない意味が分からない。良い人を採用するために大変だったのに、彼らの力を全てを使えれなくなるし、たくさん細かいチェックする必要があったら会社のスピードが減ってちょっとづつ死亡だし。
IBM デジタルセールス SVP & CMO: Michelle Peluso
私たちのビジネスのやる方法について、来年は今と同じくすると言う気配が一切も無いです。
コロナになって、数日間にたくさん発信中やスケジュリングされたコンテンツと広告を止まって消す必要がありました。でも11日間後までに、新しい数つクリエイティブを撮影して編集してメディアのプランを作って発信することができました。
コストは前のクリエイティブより全然安かったし、ユーザーの現在状態により関係があったのでパーフォマンスはより良かった。
今時はデータがたくさんあるので、マーケティングを上手くするために、たくさんハイパーパソナライズされたコンテンツを作ることが必要です。でもそうするために、会社は価格性能するコンテンツ作りの構造を持ちないといけない。
Unilever 北米 COO: Esi Brassey
マーケティングの業界は、「consumer-centric / 消費者中心」とよく言ってたけど、今年は「human-centric / 人間中心」になりました。
人を「消費者」にとって考えたら、彼らの生活についてすごく小さいのところだけを考えちゃいます。それは足りないですね。だから、2020年は企業のパーパスのところがより大事になってきました。消費者の全体的な生活を考えると、彼らの悩みに助ける方法を考えて実行したら、ビジネスが成長してインパクトをせせるようになります。
例えば、Dove(ダヴ)はNBAとコラボレーションして、危ないアフリカ系男性ステレオタイプに戦うために、選手の人間的のところをコンテンツなどでストリーテリングします。Unileverの全てのブランドがこんな人間中心マーケティングをしていて、これからもする予定があります。
Microsoft 365 コーポレート VP: Brad Anderson
35歳より下の人たちの45%は、会社に入るかどうかの考える大きいポイントの一つは、その会社の使ってるテック(ソフト、ツール、デバイスなど)です。
これからの日常の働くスタイルはハイブリッドというので、大変な問題が起こりやすいかどうか、現代と合うかどうか、日常にスムーズになりそうかどうかの心配があります。
行動主義心理学者と、The Influencersのファウンダー:Jon Levy
多くのブランドはリスクをしなさすぎる、多分キャンセルカルチャーが怖いので。問題は、意味が入ってる目立つことにならないのでブランドのコミュニケーションとかを思い出さなくなる。
斬新なことをしたら、人の脳は神経の可塑性のリアクションして、その経験とブランドとアイデアなどの周りに新しい思い出を作る。これから、(たくさんコンペティターがどんどん増えるので)ブランドが忘れられないようにすることが必要です。
1984年から人の「本当の仲間の人数」がどんどん減ってる、シカゴ大学の研究による。一つの理由は、旅行する値段が安くなって、引越しする人が増えて、多くの人が自分の "ホーム コミュニティー" より離れてきました。Lonliness epidemic(寂しい疫病)があることは事実だ。研究では、「寂しい」で答える世代の一番はZ世代です。
ですので、これからの成長するブランドは、「所属」の気持ちをさせる。やり方は色々ある。多くの人はみんなに優しくしたら、好きになると思う。でもそれより、ブランドが、カスタマーをブランドに "投資" してくれたい気持ちをさせた方がいい。
「IKEAエフェクト」という理論があって、IKEAのカスタマーたちは、他のブランドのファニチャーより好きになる理由は自分で作った(投資した)ので。
または、(アメリカの)子供が両親からどんどん甘やかして育てる。「特別」「すごい」と呼ばれて、「好きにしていい」「意見が正しい」などと言われて、学校の先生たちに(モンスターペアレントのような)怒ってあげる。子供たちは、自分の強みを作ること、コントロールができない世界で成長するような力を育つ、自分に反対してる意見をちゃんと聞いて調整するか戦うような力などを作る必要がなかった。
だから、今の時代の孤立するために、テックが分かってるのに、若い方の人たち、特にZ世代はメンタル的に準備できてない。そんな人たちについて、会社のマーケティング部、人事部署などはちゃんと考えて調整しないといけない。
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アメリカの大統領選挙から学ぶことができる、8つのソーシャルメディアマーケティングの教え
ビジネスまたは個人ブランドの宣伝をしたいですか? 米国大統領候補のキャンペーンからSNSマーケティングする方法についての学ぶことができる。 ジョー・バイデンの2020年SNSを分析しましょう。
2020年 - 米国の大統領選挙の年です。コロナウイルスは間違いなく候補者の行動に変化をもたらし、特にブランディング担当者やマーケターに影響を与えていますが、それでも候補者たちのソーシャルメディアの使い方からは、多くの事を学ぶこと出来ると思います。
政治家のソーシャルメディアキャンペーン広告が、研究に適しているのはなぜか?
非常に広範囲に候補者の認知度を高める必要がある
人々を一つの目標到達に集中させる必要ある、つまり候補者に投票させるように
時間枠が限られている
直接競合候補と戦っている こうした要素はビジネスとよく似ています。
こうした要素はビジネスとよく似ていますね。
候補者が実際に若年層の有権者に接触し、コミュニケーションを図ろうとしたのは、バラク・オバマが大統領に選出された2008年の大統領選挙からで、それまではあまり見られない現象でした。テレビやその他の伝統的な広告形態がすべてでした。せいぜいがウェブサイトの利用です。現実に日本の選挙ではまだこの時代だと思いますけど。
2020年まで時代を早送りすると、状況は大きく変わりました。ソーシャルメディアを始めとする、現代のコミュニケーションチャネルが大きな役割を果たすようになっています。そこで…
政治家はソーシャルメディアをどのように活用して、自らを売り込もうとしているのか、そして私たちはそこから何を学べるのか?
ここには、包括的なテーマが2つあります:「即時性」と「詳細性」です。
ここで検討する事項には、実際の政治的立場、二大政党制の欠陥、選挙人団などについて議論することは含まれていませんので、それ等の問題はとりあえず脇に置いておきましょう。そこで、現職大統領に挑戦する立場のジョー・バイデンを分析してみたいと思います。
1. まず彼らは自らが誰であるのか、そして何をしようとしているのかを伝えようと、直接訴えかけます。
人々は、企業であろうと個人であろうと、さまざまな理由でブランドを好みます。
これらのジョー・バイデンの広告は、彼のさまざまな側面、彼が賛成の事項と反対の事項、そして彼がこれまで何をしてきたかを示しています。そしてこうした広告を、同じ興味、信念、懸念を持つ可能性が高いターゲットオーディエンスに対して配信します。
全員に訴えかける1つのメッセージはありません。これらの広告はそれを反映しており、複数の詳細なターゲット毎に、それぞれ異なる広告を作成できるソーシャルメディアの特性を最大限利用しています。
2. オーディエンスに応じたコンテキスト化
これらの広告は一見同じように見えるかもしれませんが、実際にはさまざまな異なる州の人々に話しかけています。
居所(州全体よりもさらに小さい単位)で広告をターゲティングできるため、より具体的な言葉で「話しかける」ことができます。
米国全体ではなく、ミシガン州の課題を具体的に扱っている場合、ミシガン州の州民がその広告が自分たちのためのものであると感じる可能性が高くなります。
同じ場所に住んでいる有権者であっても、彼らは異なる背景や文化を持っているかも知れず、まったく異なる言語を話すかも知れません。
米国は英語圏の国と考えることができますが、約4,100万人のアメリカ人が自宅でスペイン語を話し(人口の約13%)、5,800万人がスペイン語を母国語としています。これは、こうした有権者の投票を獲得することが非常に重要であることを意味します。そのため、ジョー・バイデンのみならず、他の政治家も、ターゲットとする有権者が共感する人々を特集したスペイン語の広告を流します。
英語とスペイン語に続いて、各州で最も話されている言語を見ると、状況はさらに多様になります:
ドイツ語、フランス語、ベトナム語と中国語で話すアメリカ人も多いです。
候補者の中には、こうしたターゲット向けにも広告を作成して流しています。 バーニー・サンダースが韓国語版を作成したのは、良く知られています。
例えば、日本は、全員が日本人に違いないと良く思われます。しかし、日本国内でも、人々をより具体的なサブセットに分割することができます。同じ都道府県内であっても、出身都道府県が異なれば方言も異なります。また、東京では、表参道の文化は秋葉原の文化とは大きく異なります。
こうした細かな相違にもかかわらず、私たちはしばしば数本しか広告を作成せず、それらを大雑把な年齢層向けに発信します。例えば、「18〜29歳」向け。現実には、18歳の誰かが、引っ越し、大学に行く、サークルのこと、デートのことを考え、土曜日にカラオケに行けないという理由だけで、FOMO(fear of missing out / 取り残されることへの恐れ)に苦しんいることが考えられます。24歳では、自分のキャリアについて考えているでしょうか。29歳では、結婚して子供がいるかも知れません。
ターゲットへのコミュニケーションをどのようにコンテキスト化するかについて、もっとよく考える必要があります。
3. 積極的なA/Bテストの実施
ソーシャルメディア広告が可能にする1つの利点は、A/Bテストを実行できることです。それも積極的に。
私たちは、マーケティングチームを集めて、ブランドコンセプトに沿っていて、効果的である可能性が高いと思われる1つまたは2つのクリエイティブなアイディアを考え出すことに慣れています。これが、印刷物またはテレビ広告を放映するときに実行していた方法でした。
問題は、そうして得られたアイディアは、せいぜいほんの一握りの人々の完全に主観的な意見に過ぎないということです。
ソーシャルメディアでの広告作成では、技術的には、好きなだけ多くのクリエイティブを好きなだけコピーが作って、好きなだけ多くの人に好きなだけテストすることができます。
上記のジョー・バイデンの広告は、同じクリエイティブに対してさまざまな広告コピーをテストしています。以下の広告は、同様のメッセージに沿って、さまざまな広告コピーと広告クリエイティブの両方をテストしています。
広告キャンペーンを分析するときに注目すべきもう1つのことは、実行される早さです。
広告は30日間実施された後、パフォーマンス ミーティングで確認されるだけではありません。複数の広告キャンペーンが毎日開始され、数日後に調整または停止されます。広告の立ち上げと最適化のスピードは信じられないほどです。
スピードといえば、これはオーガニック ソーシャルメディアにも当てはまります。
4. 現在進行形で行われている会話との関連
Pitch in $5 to help this campaign fly. https://t.co/CqHAId0j8t pic.twitter.com/NbkPl0a8HV
— Joe Biden (@JoeBiden) October 8, 2020
10月8日には、マイク・ペンスとカマラ・ハリスの副大統領候補同士の討論会が行われました。討論中にハエがたまたまマイク・ペンスの頭に数分間止まり、それがすぐにオンラインで流行の話題になりました。
ほぼ瞬時に、ジョー・バイデンのTwitterアカウントでは、「ハエ」という言葉をクリエイティブに再生するコピーを使用して、行動を促すフレーズでハエたたきをしている彼の写真をツイートしました。
ジョー・バイデンのこのツイートは216,000件以上リツイートされ、57,000件を上回るツイートで引用され、そして「いいね」を910,000件以上獲得しました。
そうすると、今度は41分以内に、ジョー・バイデンのチームは、このハエたたきのグラフィックだけをツイートし、ユーザーがこのブランドのハエたたきを販売するeコマースショップページに移動できるようにし、陣営の資金調達に役立てています。
Swats away flies and lies. Get yours today: https://t.co/ehsECKfDPO pic.twitter.com/oVLHHmq85c
— Team Joe (Text JOE to 30330) (@TeamJoe) October 8, 2020
リアルタイムのオンライン会話への注意と、すぐに反応し、計画し、何かを生み出すスピードは信じられないほどです。これが物語るのは、何かを慎重に計画し、1週間かけてデザインする時代は既に過去のものであるということです。
5. 信憑性の証明
あなた自身もコミュニティの一員であることをオーディエンスに思い出させるのは良いことです。そうすることで親近感がわき、信憑性を高めます。
こちらのケースでは、ジョー・バイデンは「#NationalDessertDay」(デザートの日)のトピックに便乗し、選挙キャンペーン中に食べたデザートのいくつかの情報を共有しています。
実際のところ、人々はあなたの会社、あなたが販売しているもの、そしてあなたのプロモーションについて聞きたがっているだけではありません。ソーシャルメディアは、同じフィードにコンテンツを共有する人と企業のプロファイルを両方配置するため、企業は会話の一部である必要があります。
6. 他のチャンネルでもオーディエンスを獲得する
ソーシャルメディアで多くのマーケティングが抱える問題の1つは、自分のアカウントを他のチャネルに接続していないことです。ソーシャルメディア内でも、1つの主要なソーシャルネットワークに依存します。
1つのチャネルに依存することは大きなリスクです。
ここでは、ジョー・バイデンの広告が人々に他チャンネルへの参加を求めています。勧めているのは、おそらくSMS("テキスト メッセージ")と電子メールです。こうすることで、他のチャネルでもコミュニケーションを行うことができ、その人が自分のSNSアカウントを変更または削除した場合、またはあるチャネルの人気が完全に失われた場合でも、コネクションを維持できます。
この真ん中の広告で、ユーザーに簡単なアンケートに回答するように求めていることは注目に値します。
多くの企業は、自信を持って行っていることのイメージを提示することを好みますが、ターゲットオーディエンスに直接尋ねることは、彼らの洞察を得ると共に、オーディエンスのことを気にかけていることをアピールすることにもつながります。また、ここでは質問が2つしかないため、ユーザーは容易に回答できることが分かり、参加の障壁を低くします。
7. インフルエンサーの活用
インフルエンサーマーケティングは、本質的に口コミです。ある集団に高い認知度がある人に、あなたのビジネスや製品について何か良いことを言ってもらいます。
今回の場合、ジョー・バイデンはスタートレックの俳優が投稿したビデオスピーチを広告として使用しています。これらの広告はスタートレックのファンに対して流されたと推測できます。
8. ターゲットが望むところにアクセスする
2008年のオバマ大統領の最初の大統領選挙に戻って、その当時、ターゲットが望むところにアクセスするという考えが出てきました。それが、SNSが注目された始まりです。
2020年現在、候補者または消費材を扱っている企業が意図的にソーシャルメディアを使わない場合、使わないことで、有権者または消費者との接点を失い、競合他社にオーディエンスを奪う機会を与えます。
eスポーツとゲームは、今日のエンターテインメントの大きな柱になり、成長し続けています。これが何を意味するか。この分野に人々の注目が集まっていることを意味します。つまり、人々とつながるチャンスです。
ジョー・バイデンは流石にゲームまでしませんでしたが、"AOC" としても知られる、米国下院議員アレクサンドリア・オカシオ=コルテスは、Pokimane、HasanAbiなどの人気なゲーマーと協力して、Twitchでゲームをプレイする彼女自身をライブストリーミングしています。
Anyone want to play Among Us with me on Twitch to get out the vote? (I’ve never played but it looks like a lot of fun)
— Alexandria Ocasio-Cortez (@AOC) October 19, 2020
Twitchによると、彼女のストリームは、最初の試合の頃に435,000人の視聴者でピークに達しました。今まで世界的に最も人気なストリームの1つになりました。[英]
デジタルネイティブであるAOCは、ソーシャルメディアを多用することで、他の大物米国政治家よりも高いエンゲージメント率を獲得しており、別の記事で、彼女のSNS使い方を分析する価値があるであろう。しかし、彼女のTwitchの使ってみることは、人々が注目し、また注目されたいと思うところに、ビジネスがどのように着目すべきかを表している。
中には、こうした動きに反応して、政治家や公務員はビデオゲームをするべきではないと主張する人もいるかも知れません。しかし、現実は、今日、そこに人々が集まる限り、そこがコネクションを作ることができる場です。
考えてみれば、路上にバンを駐車して、スピーカーを持って立ち上がり、人々に向かってがなり立てるのが適切だと、誰が言ったのでしょうか?車で走り回り、授業中の学校や病院お構い無しに、自分の名前をスピーカーで、大声で繰り返すのは「適切」なのでしょうか。「適切」かどうかは主観的であり、しばしばばかげています。
結論として、それがビジネスブランドであろうと個人ブランドであろうと、エンドユーザーとつながり、関係を構築することが何よりも重要です。その為には、人々が集まっている場所に行き、彼らとコネクションを常に維持していなければ始まりません。
選挙の候補者たちの行動を分析することは、それを学ぶためのとても良い方法です。
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人気な日本のコーヒーショップ/カフェは、ブランドをどう形づくっているのか?
日本の消費者とコーヒーの関係を先ずは概観した上で、日本で人気のコーヒー及びカフェビジネスをいくつか分析し、彼らがどのようなマーケティングやブランド構築をしているかを見ます。
日本において、コーヒーとカフェは多くの人々の生活で大きな役割を果たしています。それは昔も今も変わりません。実際、ブルーボトルコーヒーの創設者であるジェームス・フリーマンにインスピレーションを与えたのは日本の喫茶店コーヒー文化だったのです。
「完璧なコーヒー、完璧なトースト、ヴェルディのナブッコをステレオから聞こえる。 ずっと帰らないかもしれない。」
日本を見回してみると、他の多くの国々のように、たくさんのコーヒーショップが開店しているように見えます。しかし、実際のところ、日本の厚生労働省によればその軒数はこの10年間で減少しています。
コーヒー店の減少やこの数年間で起きた市場での他の変化にもかかわらず、日本の消費者はこれまで以上にコーヒーに対する支出を増やしています。
この動きをリードしているのは30歳未満の年齢層です。
スターバックスや上島珈琲などのチェーン店での値段は上昇していますが、支出が増えた理由はそれだけではありません。
一週間のコーヒー消費のうち、その大部分(6.54杯)は実際にはこうしたチェーン店ではなく家で消費されているものなのです。
コーヒーショップの軒数が減少し、日本の消費者がこれまで以上に支出を増やしているにも関わらず、今まで以上に大きくなった別の戦場があります:デジタルです。
コーヒーは商品です。それは、ブランディングとマーケティングがこれまで以上に重要であるということを意味しています。
そうです。豆、ドリンク、立地、価格、オンライン購入が可能であること。こうしたことすべてが、コーヒーあるいはカフェ事業の成功にとって重要であり、役に立ちます。
成長し成功している事業を見ると、ひとつの共通点が見えてきます。目的のあるブランディングとマーケティングです。
これは、ただ単にかっこいい名前を付けたりFacebookの広告を運営したりすることではありません。
それは、さまざまな手を打って見込み客との関係性を構築しつつ、彼らの信頼を得ようとすることなのです。信頼とは、どんな商品にも言えることですが、日本の消費者に商品を販売するときに最重要となるものです。
そこで、商品化された製品を販売する事業は日本で成功するために何をすべきか、というのが課題になります。この場合はコーヒーやカフェに関連した製品です。
同僚岸本拓己さんと一緒にはコーヒー、カフェ、そして日本市場に関する最新情報を見ることのできる概要を作りました。それから、成功している事業が成長するために何をしているのかについて詳しく調べました。
ご自身あるいはお知り合いの方が、コーヒーまたはお茶のブランド、カフェ、レストラン、飲食店を日本で成長させようとお考えなら、こちらは興味深いものとなるかもしれません。
または、Aboutページの下にあるお問い合わせフォームで私にメール送って、レポートを送ります。
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ソーシャルコマースって必要と言われるD2C時代にSNS上でブランド価値を創出
ソーシャルコマースとD2Cブランドが消費者の間でスタンダードとして認知されるようになる。SNSの実情と、どうアプローチすればSNSでブランド価値を創出できるかを説明します。
eコマースの普及により、人々の買い物の形も日に日に変わってきています。それに伴い、デジタル空間におけるコミュニケーションは、これまでになく重要なものとなっています。調査によると、一度パッケージ入りの製品のオンライン購入を体験した人は、その後もオンラインでの購入を続けるとのことです。
ここ日本では、消費者の31.6%は2020年の3月から5月の間にeコマースへの支出が増加したと回答しています。また、55.6%は今後も支出が増加し続けると思うと回答しています。
D2Cブランドが消費者の間でスタンダードとして認知されるようになる中、企業はコンバージョンを促進するためにコミュニケーションを微調整しなければならないという喫緊の課題に直面しています。
SNSの実情と、どうアプローチすればSNSでブランド価値を創出できるかを説明します。
「コマース」 と 「コミュニケーション」の融合
購入に至るまでのカスタマージャーニー全体が、スマートフォン上で完結するようになっています。SNSはこれまで、純粋にコミュニケーションチャネルでしかないと思われてきましたが、ここにきて直接販売するために使われることが増えています。
FacebookショップやInstagramショップは、Shopify、BigCommerce、Stores.jp、Baseなどのeコマースプラットッフォームと提携しています。また、TikTok、Snapchat、およびLINEなどのSNSも、eコマース業界に進出しています。
いずれ、SNS上で完結する購入形態が新たなスタンダードになります。購入するのにウェブサイト、アプリ、または店舗を訪れなければならないという形態は面倒な障壁とみなされるようになるでしょう。その傾向は特に、SNS上で完結する購入形態を導入する競合相手が増えるにつれ、強まっていくはずです。
現在、SNSをうまく用いられるかどうかで、命運が分かれる状況となっていますが、根幹の部分でもがいているブランドが多いのも事実です。
企業にとっての大きな課題:
カテゴリゼーション、深さ VS. 幅広さ、需要と供給
■ カテゴリゼーションの課題
ほとんどの企業は、メディアと広告主関係を結んでおり、SNSも同様のものとみなしています。
SNSは広告主 / パブリッシャー / 消費者の間の力学を根底から覆しました。
誰でもSNSで投稿ができるようになっています。つまり誰でもパブリッシャーになることができ、より多くのパブリッシャーからより多くのコンテンツが投稿されて消費される事態になっているのです。これによって、1ヶ所に注意を集中させることが難しくなり、1つの広告を展開してもSNS以前の時代ほどのインパクトを実現するのが困難となっています。
人々はSNSの使用時にはコンテンツを消費しようとしており、フォローしているアカウントが面白いコンテンツを投稿することに慣れています。そのため、企業は実のところ、SNS上では自身をパブリッシャーとしてカテゴライズすべきなのです。
■ 深さ VS. 幅広さの課題
誰しも熱狂的なファンと幅広いオーディエンスの両方を獲得したいものですが、実際にはその両方の獲得に等しく成功するのは一握りにとどまります。
一般的には、幅広いオーディエンスにアプローチすることを優先すると、特定のターゲットと深い関係性を結ぶことが難しくなります。その逆も然りです。ほとんどのブランドは、程度の差はあれど、以下の図のライトブルー線のどちらかの側に収まるでしょう。
大手SNSチャネルは、競争が激しい成熟した市場となっています。そのため現在では、深さを優先してマイクロコミュニティーの形成を重点的に行うのがトレンドとなっています。ここから、次の課題が生まれます。
■ 需要と供給の課題
SNSは、早期に投資することでより大きな成果につながります。その意味では、まるで株式市場や不動産市場のようなものです。
プラットフォームが成長するにつれ、競争も激化します。そのため、周囲に埋もれずにユーザーにユニークな価値を届けることがより難しくなるのです。参入が遅れると、戦略であれ、クリエイティブであれ、制作であれ、より多くのリソースが必要となります。なぜなら、類似製品を売るために類似コンテンツを投稿する類似ブランドと競争しなければならないからです。また、広告主が投入する広告費も増加します。
SNSマーケティング戦略の成果が芳しくなければ、需要と供給の問題が出てくるのも目に見えています。
フォトジェニックな画像はあって当たり前になり、インフルエンサーが投稿の中で製品を紹介するのも日常の風景と化しています。プレゼントキャンペーンでは、これまで買ったことのないブランドから購入予定のない製品のプレゼントをゲットできる0.001%の可能性と引き換えに、ユーザーはフォローなどのアクションを要求されます。
人々がフォローしたりファンになったり購入を検討するのは、何らかの価値を提供されているからであり、これは私たち皆が知る事実となっています。では、コミュニケーションとコマースが融合した今、SNSでいかに価値を提供できるでしょうか。
より人間らしさが宿る体験をSNS上で提供
ソーシャルコマースとは突き詰めれば、取引ベースのアプローチから離れて、人々により「人間らしい」体験をオンラインで提供することです。そこで重要になるのは、宣伝やクリック回数というよりむしろ、マーケティングやストーリーテリングなのです。
進出が容易になりコモディティー化が進行している市場においては、競合間で最も大きな差になるのは人間らしさ、そしてそこから感じられる誠実さです。
そこで目標とすべきは、大規模小売店やスーパーストアが幅を利かせているSNS空間に、近所で夫婦が切り盛りしているような店舗の体験を再現することです。
▶︎ 誠実に、そして人間関係を大切に
それは言い換えれば、誠実であれ、そしてコミュニティーの一部であれ、ということになります。私たちが小規模ビジネスを支える主な理由の1つは、そこに人間という要素があるということです。そこで働く人々、その店舗が歩んできたストーリー、そして地域とのつながりなどです。
実際、ある調査において、消費者の77%は、ブランド価値や評判が信頼できるので支援したいという理由のみで、製品やサービスを購入することが時々あると回答しています。(英)
製品の機能のみで差をつけようとするのではなく、ブランドが頼るべきは自社に関するストーリー、それも自社で働く人々や作られる物が登場し、場所や時間や方法などの背景情報も充実したストーリーなのです。その上で、パブリッシャーのアプローチで、特定のプラットフォームにおける特定のターゲット層にプラスになったり関心を呼ぶような分野を中心としたコンテンツを通して、関係性の構築を行います。
ターゲットが自社の様々な要素を画面越しではあれ手に取るように体験できるようにすることで、共感を呼ぶことができます。これによってコミュニティーが成長し、信頼が形成され、購入意思が強まっていくのです。
▶︎ 店舗内での接客をSNS上で展開
店舗内で質問をしたり何か発言をすれば、店のオーナーか従業員が返事をしてくれるだろうと期待するものです。これを、SNS上でも再現しなければなりません。
それには大きな理由が2つあります。
① 消費者はSNSをカスタマーサービスチャネルとみなしており、またSNSは今や購入場所にもなっています。
日本では、調査対象となった若者は、問い合わせ方法として電話(22.6%)または実店舗で直接(21%)よりもメール(30.8%)およびSNS(26.4%)を好むと回答しました。つまり、ブランドにとってはオンラインが顧客との主要な接点となっているのです。この調査では、10代の回答者では32.2%がSNSを好むと回答しており、そこから今後もSNSを好む傾向が強まるだろうと推測できます。(英)
② SNSを活用すれば、何が有効で何が無効なのか、人々は何を知りたがっているのか、そして何に飽きてもう聞きたくも見たくもないと思っているのか、といった消費者に関するインサイトが無料で得られます。
消費者は、SNSで連絡できる企業には親しみを覚え、eコマース機能がそこに埋め込まれていれば、スムーズに購入までできます。
▶︎ 付加価値の提供
企業がSNSアカウントを通して人間らしさのこもった体験をできるようにすると、より重要なファンや顧客をより的確に認識できるようになります。これによって、そうしたファンや顧客との関係性をさらに強化するチャンスが生まれます。
企業はこうした場面で、付加価値を提供することができます。例えばクーポンコード、限定体験、アーリーアクセス、プレゼントなどの提供という形態が考えられます。
中でも、プレゼントキャンペーンは特に有効であることが多いです。ブランドのことをある程度把握していてブランドとの関係性も構築済みのフォロワーをターゲットにできるからです。
一部の選りすぐりのファンに嬉しいサプライズを提供すれば、以下のJ. Crewの事例のように、ポジティブな反応や口コミの増加につながることもあります。
SNS以前の時代には、企業はまず製品を作ってそれからオーディエンスを構築しました。今では、多くの企業がまずオーディエンスを構築して、その後製品をリリースするようになっています。
自身のブランドを立ち上げるアーティスト、セレブ、およびインフルエンサーが増えていることに鑑みれば、このトレンドが勢いを増していることがわかります。
コマースが様々なオンラインコミュニケーションチャネルにどんどんとシフトしていく中で、企業にとって最も重要なのは、オーディエンスとSNSに焦点を絞ることなのです。
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D2C時代に価値を生み出すためにブランドがすべきこと
SNSやeコマースが普通になって、誰もが公平な場で戦うということは、目立つためにさらに多くのことをする必要があることを意味します。
ソーシャルメディアやeコマースなどのデジタル空間における能力の向上は、しばらく前から当たり前のこととなっていましたが、新型コロナウイルスにより、ネットに手を出すのが遅めだった人々や最後まで無縁だった人々にも命懸けの緊急事態という感覚がもたらされました。
日本では、消費者が全体的に従来の小売店から離れるのが遅く、都市部での客足も多いため、企業はより多くのクッションを抱えていました。
Amazonや楽天などの主要なECプラットフォームは、それぞれ約5,000万人ユーザー(人口の約40%)へと成長し、日本政府が取った自粛に近い政策により、多くの人々がオンライン小売を始めて使ってみるきっかけが生まれました。
ただし、大半のブランドが用いているアプローチには、微調整する必要があります。
従来の典型的なファネルはもう古いのです。
消費者向けブランドが使用する典型的なファネルとオンライン広告戦略は次の通りです。
このアプローチは必ずしも間違ってるわけではないんですが、製品購入に関して一次元的であるため、消費者の行動や市場の変化に対抗するうえで不利となります。
実のところ、このアプローチはあまりに脆弱すぎるのです。
このようなブランドは、実店舗に運営コストがかかっているため「店頭での購入」という目標を優先する傾向がありますが、今回誰もが経験したように、ステイホーム要請などがあれば、このコンバージョンポイントは完全に消えてなくなる可能性があります。
店舗での体験を再考し、ソーシャルメディアでうまくコミュニケーションを図り、D2Cの選択肢を用意することは現在では最低限の条件となっていますが、競合他社よりも目立ち、長期的な基盤を築くという課題は依然として残っています。
各ブランドがD2C時代に差別化を図り、価値を創出することは、ますます困難になっています。
その理由を述べます。
大半の製品は商品化されており、実際には必要とされていない。
InstagramのようなSNSが主流のチャネルになり、すべての競合他社が同じコミュニケーションツールを利用できるようになった。
ShopifyのようなECプラットフォームでは、小売に参入するハードルが低くなっているため、競争が激化し、同じテックスタックが使用されることも多くなる。
誰もが公平な場で戦うということは、目立つためにさらに多くのことをする必要があることを意味します。
ただ優れた製品に依存し、それが顧客に与えられる唯一の価値であるという状態は危険です。
この状態では、より大きなリソースまたはデータプールを持つ競合他社が挑戦してくるかもしれず、不確定要素が1つ変化したら収益が完全に停止する可能性があります。また、A地点からB地点への一直線のカスタマー・エクスペリエンスは、購入を超えたつながりにはなりません。
この状態は、コンバージョンを得るべくただ新規顧客を獲得しようとするだけのような、短期的かつどんどん持続不可能になる行動へとつながります。
では、ブランドは何をすべきなのでしょうか?
他の成長分野を探り、それらをつなぎましょう。
各ブランドは、カスタマー・バリューを提供できる、他の関連分野を検討するべきです。そこから、1つのコンバージョンポイントを中心とした獲得チャネルとして各分野を使用するのではなく、それぞれの戦略とファネルを再考することができます。
多次元D2Cブランドの例を次に示します。
この例では、ブランドは4つの分野(メディア、製品、イベント、サブスクリプション)で運営されています。
例のため、調理器具のブランドだとしましょう。
彼らは定期的にドキュメンタリーとHow to〜動画を作成し、調理器具を製造し、動画に出演していた影響力のあるシェフを目玉にしたイベントを主催し、サブスクリプションを介してこれらのシェフから毎月のレシピパッケージを販売してます。
これらの分野では、さまざまなアプローチが考えられます。
メディア分野では有料限定コンテンツを用意することもできますし、製品分野ではWebサイトまたはSMS経由で販売を行うことができます。イベント分野は工場見学からグルメイベントまで幅広く実施可能ですし、サブスクリプション分野は家族や単身大学生向けのものなどが考えられます。
各分野は、ゲーミフィケーション戦略を介してつながっています
顧客の行動は、ポジティブな強化によって奨励されます。Yu-kai Chouさんの「Octalysis」[E] によると、所有、エンパワーメント、達成などの人間の行動の原動力に基づいた、人間に焦点を合わせた設計を取り入れることによって、こうした顧客の「レベルアップ」が実行できることが示されています。
戦略は「Objective Laddering」と「Value Shift」の枠組みによって設計されてます。
対象となる顧客の行動を分析することにより、しばしば無意識のうちに抱いている彼らの真の目的を見つけることができます。彼らの意思決定を推進するのは、その真の目的です。そこから、顧客をその目標に関連付け、顧客がそのブランドのさまざまな分野を移動することを選択する可能性を高めることが、各ブランドが取りうるベストな行動計画です。
簡単に言えば、単純な店舗ポイントカードのシステムを用いて、それをPokemon Goの機能と組み合わせ、顧客に思い通りに結果をコントロールしている感覚を与えることにより、さまざまな行動を奨励することができます。
今の時代のブランドには複数のファネルがあるため、結果は製品購入と一次元的に関連しているわけではなく、各ブランドは複数の方法で顧客に関わっています。
このアプローチの主な利点は次の通りです。
複数の収益源の創出
競合他社に対する差別化と価値の創造
顧客ライフサイクルの延長
オンラインとオフラインのますます融合しつつある時代を迎え、かつてないほど消費者中心の時代が到来している今、他を抜きん出て目立ち、消費者にとって価値のある存在になるためには、創造的な戦略を模索する必要があります。
これまでお話ししてきたようにビジネスの側面でやるべきこともたくさんありますが、現在はSNSのインフルエンサーや有名人が、大きいなオーディエンスのためにこれまでに生み出してきた価値を活用し、自ら競合小売ブランドを立ち上げてる時代でもあります。
これは、「コミュニケーション」と「コマース」の世界が融合するにつれ、小売第一のブランドがメディアの側面でもこれまで以上に競争しなければならないことを意味します。
次回は、ブランドがメディアの側面で何をすべきかについて、僕の考えをお話します。
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なぜユニクロはBlack Lives Matter中にインスタ上でバッシングされたなのか?
ユニクロのインスタでは、Black Lives Matterの抗議運動中にバッシングされた。 その理由は、海外に進出したい志を持つ日本ブランドが学ぶべき。
2020年6月3日 ー 多くのアメリカ人が何百年もの間社会を悩ませてきた体系的人種差別に抗議してる今、それは今アメリカで激動の時です。
これが起こってた根深い理由が分からない場合、日本語の情報がたくさんあります。
いずれにせよ、それは私たちが耳を傾け、学び、そして考える時間です。 真実は、私たちの多くは非常に特権的な人々だ。
日本で活動するアメリカのマーケターとして、マーケティング戦略、ブランドのコミュニケーションのやり方、顧客の期待、社内のハードルなどの違いを認識してます。
ユニクロは最近、多くの企業と同じく、抗議活動中にインスタでメッセージがある投稿をして、バッシングされた。 彼らはそれをうまく補うことができましたが、それは国際的にマーケティングする際に日本企業が直面する問題を強調してる。
一般的なアメリカ人は、製品が良いコスパがあってブランドが良いだけに気にすることではないです。 みんなが手に持つカメラ、制作スタジオ、放送機能を備えたソーシャルメディア時代では、真実に気にする。
会社の社会の責任について何だと思いますか? どんな価値観を持ってますか? 良い製品を作りますが、従業員をどのように扱いますか?
これらの要素は、カスタマーロイヤルティにも関連してます。 これらのデータを考慮してください:
企業ブランドに価値を置いている消費者の64%は、商品の購入理由として「共有価値」を挙げているそうです。
ー ハーバードビジネルレビューの調査
消費者の77%はとある企業の商品やサービスを、「企業の価値観」という1点の理由のみで買ったことがある。また5人に2人の若者は、上記のようなブランド価値観を判断基準とした購買活動を日常的に行なっているとのことです。
ー DoSomething Strategicの調査
ですから、アメリカの企業が自分の行動や価値観について話し合うのをよく見る。 コロナウイルスの影響が始まったとき、多くの人は政府がロックダウンを決定する前でさえ、彼らが取っている対策について迅速に伝達してました。
それはBlack Lives Matterでも同じです。 下記は用例です。
「一度は、Don't Do It。アメリカに問題がないというふりをしないで。人種差別に無視しないで。私たちから無実の命が奪われてることを受け入れないで。これ以上言い訳をしないで。あなた関係ないと思わないで。このままにして静かにしないで。あなたが変化の一部になることができないと考えてはいけないで。みんな、一緒に問題を変えましょう。」
「私たちは聞いており、みんなの声を聞いてます。 今まで十分な発言をまだしてないので、私たちが声を上げます。 私たちは、社会における差別や不正の行為に立ち向かいます。 Tiffany&Co.では、大きいオーディエンスがあることは特権なので、それを使用して大きな変化をもたらすことをしたいです。 起こってる出来事は、私たちがさらに先に進む必要があることを痛切に思い出させるものです。 私たちは黒人コミュニティと一緒に立ち、人種差別と闘います。 #blacklivesmatter」
「ジョージ・フロイドさんの殺害は、白人の覇権の文化によって永続化された非人道的な警察の残虐行為の結果でした。 声明全体については、プロファイルにリンクをご覧ください。」
さらに多くの例があります。
これらの投稿はそれぞれ、企業の価値観と問題に対する立場を明確に述べてます。 「そう言ってるけど寄付とかをするの?」を尋ねるユーザーもいて、寄付する団体を正確に言って回答したブランドもある。
それでは、ユニクロの投稿を見てみましょう。
「多くの人が今に感じてる悲しみや痛みを適切に表現できる言葉はありません。 今まで以上に、私たちは従業員、顧客、パートナーのための多様性と包摂性のコミュニティを作成することで統一されたままです。 私たちは、このミッションを拡大し、平等で公正な未来を築くためにより良い努力をすることを決して止めないことを約束する声を提供します。」
人気なユーザーからのコメントを見てみましょう。
「ね、めっちゃ曖昧だよ。 サポート・メッセージを投稿するなら、サポートする予定のコミュニティに対応して。サポートが必要なので、はっきり言って。 このような実もないメッセージを投稿することは、トレンドに乗ることに他ならない。。。」
「何も言わなかった!」
「PRチームをクビしろ。 言葉と行動が非常に深い意味がある時、ただアホ的に単語を集って出した。」
「初めてのAIで作成のPRメッセージですか? それはとても具体的ではないし、安っぽい。 ただ黒の背景にたくさん白のあいまいな言葉を入れることって意味ない。」
実は、自分自身でも投稿を読んだとき、「待って、実際に何と言ったの?」と思った。
他のブランドの例では、特定の問題についての立場を明確に述べてる。 一部のブランドは、寄付先の組織や、立場をサポートするために行動についての発表してた。
最初に、ユニクロはそうしてなかった。誰が痛みを感じてるのか、どんな多様性が意味するのか、どんな具体的な行動などを定義してなかった。
グローバルな観点から見ると、それは多くの日本企業に共通する欠点です。
日本では確固たる立場を取る、あるいは強い意見を表明することに消極的です。 嫌われることが怖いですので、バニラ味なコミュニケーションが多い。「 可愛い!」 「人気ナンバー1!」「 みんなに良い!」
そんなコミュニケーションは、民族、宗教、性的、知的多様性と個性がより大きい市場では機能しない。
僕の推測では、アメリカのユニクロと日本のユニクロが社内の葛藤があったので、そんな微妙なメッセージが出てきちゃった。
ユニクロは、状況にうまく対応することができました。
ユニクロのフォローアップを見てみましょう:
「コメントありがとうございます。 みんなの言うことが聞こえてきました。ユニクロは、組織的な暴力や人種差別と闘う人々の立場に立ってます。私たちはアメリカ市民自由連合(@aclu_nationwide)と力を合わせており、黒人コミュニティを支援する全国の組織に$100,000ドル(10,896,200円)を寄付します。みんなの言葉は私たちの社内のあらゆるレベルで重要な会話に影響を与えており、私たちはみんなが発言してくれたことに感謝してます。私たちは、自分自身を教育し、私たちの組織内の黒人コミュニティのメンバーをよりよくサポートするための作業を行ってます。 声を上げ続けてください。 ありがとうございます。 #BlackLivesMatter」
彼らは、聞いてることを示し、取っている行動を説明するのに具体的であった。 今までのところ、反応は概ね好意的です。
これは、外国に進出したい気持ちを持ってる日本ブランドのために、良い学ぶことだと思います。
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若い子が踊るイメージが時代遅れだ。医療従事者、弁護士などもTikTokで知ってもらう
ほとんどの人はこんな専門家がTikTokのようなSNSと一致しないと想定する。彼らが間違ってる。TikTokで成長してる法律、医療、教育を紹介します。
多くの人が、TikTokには無意味なコンテンツがあると思っています。 「若者のダンスと口パク」やバカなことをするイメージがありますね。
それは間違いです。
新しいSNSを否定的な判断する人がいつもいます。新しいことの可能性を否定する人がいることが普通です。 Instagramも同じだった。
「Instagramに1つのURLしか使えない?ECへ飛ぶさせることができないので勿体無い。」
「Instagramって買い物する人がいる?若い人ばっかりので。。。」
覚えてる??
真実は、私たちの判断が現実に影響を与えないことです。
世界中で数億人がTikTokを使用しており、そこでコンテンツを見ている。 日本では、最新の公式発表時点で月間で950万人がいます。
現実には、TikTokを使用している時間に、Instagram、Facebook、Twitterなどを使用していないことです。簡単で言うと、多くの人の注目がちょっとシフトしています。
多分、いつかに使うと考えてるけど、需給関係がより良くなくなちゃって、成長できるためにより大きい予算が必要になる。
だから、多く専門家(医療従事者、弁護士など)が、TikTokで自分自身と企業の意識を高めています。
何でもそうであるように、「意識」は「機会」につながります。
下にある専門家の例、それぞれが数万から数十万の動画の再生を獲得した。 考えてみたら、そんな動画の再生に対して広告をするっていくらになるですかね。。。?
弁護牛
医療従事者
学校の先生
法律、医療、教育の分野の例を紹介したのは、ほとんどの人は彼らがTikTokのようなSNSと一致しないと想定するので。
だから、料理する人、トレーナー、ファッションデザイナー、選手、ミュージシャンなども、もちろんたくさんいます。
TikTokは他のSNSとはまったく異なりますね。 良いコンテンツを作るのは難しいと思います。 でも、期待どおりにより大きくなる場合は、すぐにトライした方がいいですね。
人々がどんなメディアに注目するのを選択することはできません。 反応することだけできる。
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こんな難しい時期、企業と人が助け合うために頑張っている
企業は自分たちが作った製品だけでなく、社会でどのような役割を果たしているかで判断される。コロナウイルスの発生から、マーケターとして好奇心から、僕は人々や企業の反応に注意を向け始めました。
コロナウイルスの発生から、マーケターとして好奇心から、僕は人々や企業の反応に注意を向け始めました。
世界中の人々や企業が、政府によるロックダウンの決定前であっても、コミュニティを支援するために見事に物事を行っているという話はたくさんあります。 これらの行動を通じて、企業が実際にビジネスを行っている社会に関心があるかどうかを確認できますね
企業がどれほど迅速に調整および適応できるかを見るのも驚くべきことです。
New Balance(靴)とEclipse(マットレス)は、3日でマスクのプロトタイプを設計し、7日まで量産を開始することができました。Nikeは、Air Maxの素材で作られたフェイスシールドを、その製造意図を発表してから10日以内に納入した。
コロナウイルスに経済的に影響を受けた人々のために資金を集める努力を見るのも驚くべきことです。
「All-in Challenge」って、今まで最も大きいなディジタル募金調達と言われてる(ゴールは$100M(107億円ぐらい)。
たくさん選手や芸能人たちは、自分のプレゼントを決めて出して、みんなが誰かのキャンペーンに$10〜寄付したら、勝つために参加する。一人一人でプレゼントをアナウンスして別のセレブをノミネートして、その人もする。非常にすごいプレゼントが出てきてる1日NBA選手契約、ディカプリオとマーティン・スコセッシの映画に出ることなど。
Twitter上で #ALLInChallenge を検索したら色々が出る。
コロナウイルスに関して、僕の地元ハワイのホノルルで企業や人々が何をしているのかに気になった。
いくつかリストアップしました。
Central Pacific Bank(セントラル・パシフィッ・クバンク ー ハワイの4番目の銀行)
ハワイはロックダウンされたので、レストランはテイクアウトと配達しかできなくなった。 彼らは深刻な影響を受けた。 この銀行の#KeepHawaiiCooking キャンペーンは、ローカルのレストランからの食料購入の50%を支払うことを提案した。
食料購入した人たちは、銀行のSNSアカウントにDMでレシートの写真を送るだけで、PayPalで通じて返金を受け取ります。
Hawaiian Airlines(ハワイアン航空)
ハワイアン航空は、病院や診療所が医療従事者のロジスティクスを管理するのを支援するため、ハワイ全土で仕事ができる限りスムーズに行われるように、医療専門家に無料の島間フライトを提供しています。
Honolulu Magazine(ホノルルマガジン)
ローカルのデザイナー、アーティスト、ブティックをサポートするために、ホノルルマガジンは50以上のハワイのブランドと協力してオンラインショッピングセールを開催しました。
コロナウイルスの影響を受けるのはレストランや中小企業だけではないことを認識し、食品業界の中小企業の多くも手助けをしてる。
A Cake Life(ア・ケーキ・ライフ ー ベーカリー)
この間余分に一生懸命働いているので、彼らは医療従事者、警察、消防署にカップケーキを与えました。 また、Instagramでコンテストを行い、みんながカップケーキ・プレゼントをもらうように、熱心に働いている愛する人を推薦できるようにした。
Asato Family(アサト・ファミリー ー シャーベットショップ)
このパンデミックの際にヘルスケア仕事してる人々に感謝を表すために、彼らは個別にカップにされたシャーベットのバッグを病院に届けました。
他の良い例がたくさんある。Watanabe Floral(ワタナベ・フローラル ー 花屋)とEnjoy Snacks(お菓子ショップ)も病院やクリニックのスタッフにプレゼントを出すことを見ました。
世界中にたくさんアーティストや歌手が家からライブ配信する。日本では渡辺直美とか星野源とか。否定的状況にもかかわらず、このようなタイプの行動が起こっているのを見るのは心温まることですね。
このコロナウイルスの状況が長く続くので、こんな行動が続くことを望みます。
日本の有名人も何かの行動を起こし始めて本当に嬉しいですね。 特に、比べたらそういうものは外国のセレブみたいにあまり一般的ではない気がするので。
日本の有名人も何かの行動を起こし始めて本当に嬉しいですね。 特に、比べたらそういうものは外国のセレブみたいにあまり一般的ではない気がするので。
多くの日本企業もそんな社会に良いことをしたら良いですね。 ブリッジストーン、シャープ、バンダイ、トヨタなどの会社が保護製品の製造を手伝っていると聞いた。それは良いですね。
多くの場合、創造性と適応性が生存可能性を決定します。
そしてこの時代、企業は自分たちが作った製品だけでなく、社会でどのような役割を果たしているかで判断される。 他の企業や中小企業が何をしているのかを見るのは興味深いでしょう。